選ばれる理由
ボルトメーカーとしては、九州唯一の「日本水道協会検査工場」、「福岡市水道局指定工場」認定登録!!
日本水道協会検査工場の登録を受けているボルトメーカーは、九州で中野ボールト工場の他にはありません(昭和48年6月登録)。
※「日本水道協会検査工場」には、JISと同等の水準を満たさなければ登録されません。
日常的に口にする水道水ですので、ボルトの不良による健康被害がでないよう、厳しい水準が設定されております。
熱間鍛造技術を駆使したボルト製造
中野ボールトの最大の強みは熱間鍛造技術を駆使したボルト製造です。
- 熱間鍛造の特徴
- 複雑な形状のものでも製造できる
- 内部欠陥がなく強度が高い
熱間鍛造とは、金属を加熱し柔軟になった状態で加工を行う製法です。この製法を用いて、当社ではあらゆる形の頭部をもつボルトを製造しております。
また、この製法では、柔らかくなった金属を成形するための金型が必要となってきます。この金型づくりが非常に重要で、精巧な金型を製作する技術がなければ、特殊なボルトは製造できません。当社には、ベテランの金型づくりの職人が揃っておりますので、特殊なボルトでも造りあげることができます。
なお、過去にはボルト1本から製作した実績があり、小ロット、多品種製造ができることが当社の選ばれる理由のひとつとなっております。
当社は、昭和12年に通産省の指定工場に推薦され、特に鉱山(石炭)部門に納入するボルトを製造しておりました。九州でもさかんに石炭が採れた時代です。その当時から、池島炭鉱や三井三池炭鉱等に納入するため、各種様々な形状のボルトを大量に製造してきました。これらのボルトは落盤を防止する保安材としても使用され、炭鉱で働く人々の生命を守る役割を担いました。炭鉱が閉山した今でも、これまで長年培ってきたノウハウがありますので、土木、建築、製鉄、造船・鉄道の幅広い分野でこの技術を活かしております。